キヤノンは2月18日、コンパクトデジタルカメラの新製品としてIXYシリーズ4機種、PowerShotシリーズ4機種の合計8機種を発表した。2月下旬から順次発売する。価格はオープン。
IXYシリーズの中核を担うのが、35mmフィルム換算で28〜112mmの光学4倍ズームや2.8型ワイド液晶を搭載した「IXY DIGITAL 510 IS」だ。HDMIミニコネクタで大画面テレビと接続できるほか、ピンク、ゴールド、ブルー、シルバーという4種類のカラーバリエーションを揃えた。店頭想定価格は4万円前後となる。
「IXY DIGITAL 210 IS」は「25 IS」の後継モデルで、光学3倍ズームや2.5型液晶を装備。IXYシリーズで最薄となる18.4mmのボディを採用しており、カラーはシルバー、ゴールド、レッドの3種類から選択できる。店頭想定価格は3万3000円前後となる。
「IXY DIGITAL 110 IS」は光学3倍ズームや2.5型液晶を備えた「20 IS」の後継モデルで4種類のカラーを用意。「820 IS」の後継モデルとなる「IXY DIGITAL 830 IS」には、光学5倍ズームや3.0型液晶などが搭載されている。なお、有効画素数は110 ISのみ1000万画素で、その他の機種は1210万画素。店頭想定価格は110 ISが2万7000円前後、830 ISが4万円前後となっている。発売は830 ISが4月上旬で、その他の機種は2月下旬になる見込みだ。
PowerShotシリーズでは全4機種をラインアップ。「PowerShot SX200 IS」が28〜336mmの光学12倍ズームや3.0型液晶を搭載した1210万画素モデル。手軽に撮影できる「らくらくモード」から本格的なマニュアル撮影機能まで幅広いユーザー層に対応しており、ボディカラーはウォームブラックとボルドーレッドの2種類から選択できる。発売は4月上旬から。店頭想定価格は4万3000円前後。
「PowerShot D10」は、水深10mで使えるIEC/JIS保護等級「IPX8」相当の防水性能と「IP6X」相当の防塵性能、さらにマイナス10度まで使用可能な耐防寒性や耐衝撃性を備えたアウトドア向けモデル。有効画素数は1210万画素で、光学3倍ズームと2.5型液晶を搭載。本体のボタン類は大きめサイズを採用しているため、手袋を装着した状態でも操作できるという。素早く着脱が可能な4種類のストラップ、好みに応じて付け替えられるフロントカバー、ソフトケースなどを同梱した「PowerShot D10 アウトドアキット」として販売される予定だ。発売は5月上旬から。店頭想定価格は5万円前後となる。
そのほか、「A1000 IS」の後継モデルとして1210万画素の「PowerShot A1100 IS」が、「A470」の後継モデルとして1000万画素の「PowerShot A480」が発売される。こちらはいずれも単3形乾電池で駆動できる。店頭想定価格と発売日は、A1100 ISが2万2000円前後で2月下旬、A480が1万5000円前後で2月下旬になる見込みだ。
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