東芝は3月17日、128Gバイトフラッシュメモリ搭載PC「dynabook SS RXシリーズ」を発表した。ウェブでは3月25日、店頭では4月中旬より順次発売する。128Gバイトを搭載したモデルは世界初という。
価格は、個人向け店頭モデル「dynabook SS RX1/TAE」(インテルCore 2 Duoプロセッサ 超低電圧版 U7600 1.20GHz)で市場想定価格は40万円前後。従来の64Gバイトとほぼ同等価格で、128Gバイトを実現したという。また、KDDIのワイヤレスWANを搭載した、80Gバイトのハードディスクモデル「dynabook SS RX1/T7EG」も用意される。価格は27万円前後〜(詳細記事)。現在のところ、ワイヤレスWANに対応しているのはハードディスクモデルのみ。
dynabook SS RXシリーズは、12.1型WXGA半透過型TFTカラー液晶を搭載。長時間のバッテリ駆動と堅牢性、拡張性など、モバイルノートPCに必要な機能を、最薄部19.5mm(最厚部25.5mm)、重さも863g〜1134gで実現しているのが特徴だ。
今回のフラッシュメモリは、1つの素子あたり2ビットのデータを保存する「多値NAND技術」により、搭載しているフラッシュメモリドライブ自体の大きさは従来のものとほぼ変わらず容量を2倍することを可能にしたという。
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