HDビデオファンにはもう少しの辛抱だ。HD DVDが敗北を認めたことで、低価格のBlu-rayプレーヤーが登場すると信じる人は、少なくとも2009年まで待たなければならないようだ。
ニューヨーク州で3月5日午前に開かれたイベントで、Sony Electronicsの社長Stan Glasgow氏は報道陣に対し、次のように語った。「200ドルのプレーヤーの登場は、年内には実現しないだろう。2009年は可能性がある。2008年は300ドル付近で、299ドルは実現するだろう」。Gizmodoが報じている。
HD DVD撤退の結果、ソニーやその他のBlu-ray陣営がスタンドアロンのプレーヤーをすぐに値下げするかについて、メディアの見解は分かれていた。ソニーが今のところ明らかに「ノー」と言っているのを見ると、Blu-rayがメインストリームの消費者に一気に普及する見込みは減少したといえる。HDビデオプレーヤーを購入する上での最大の障害は、価格と言われているからだ。
このイベントで、Glasgow氏はまた、ソニーが関連する他の話題についても発言している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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