東芝は9月6日、業界最大クラスとなる160Gバイト容量の1.8型ハードディスクドライブ(HDD)「MK1626GCB」を、ポータブルメディアプレーヤーなど携帯機器向けに今月よりサンプル出荷を開始したと発表した。
MK1626GCBは、ポータブルメディアプレーヤーなどの携帯機器向けに開発された1.8型HDDだ。磁気ヘッドおよびディスクの磁性層の改善により、平方ミリメートルあたり353メガビット(平方インチあたり228ギガビット)の高記録密度を実現。高さ8.0mm×幅54.0mm×奥行き71.0mm、重量59gという薄型軽量ボディーながら、160Gバイトの記憶容量を確保している。
また、コンシューマエレクトロニクス向けに最適化されたHDDのインターフェース仕様「CE-ATA」が採用されているのも特徴だ。中身は2枚のディスクで構成されており、ヘッド数は4つ。回転数は3600rpmで平均シーク時間は15msec、インターフェース速度は秒間52Mバイトとなっている。なお、MK1626GCB同時に80Gバイト容量の「MK8022GAA」も商品化し、出荷が開始されているという。
同社では9月19日から米国カリフォルニア州サンタクララにて開催される「DISKCON USA 2007」に、今回の新商品を出展する予定。
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