Vista効果でPC市場復活へ一歩、ショップPCや自作ユーザーも伸び支える

 前年同月比で106%――07年2月の「BCNランキング」では、メーカーブランド やショップブランドのPCにマザーボードを含む広義のPC販売台数は1月末に発売 されたマイクロソフトの新OS「Windows Vista」が影響し、前年同月比でプラス に転じたことがわかった。前年割れの水準が続いていたメーカーブランドのパソ コン販売台数が101.2%と前年並みの水準に戻してきたのに加え、ショップブラ ンドの購入者とデスクトップの自作パソコンユーザーがVistaを購入したと見ら れ、販売を押し上げた。

●メーカーブランドPCが13か月ぶりに前年並み水準に浮上

 メーカーブランドPC、ショップブランドPC、マザーボードを合計した、広義の PC販売台数は、06年9月以降、年明けの07年1月まで前年割れの水準が続き、年明 けの07年1月も前年同月比で89.9%に留まっていた。しかしVista発売後の2月に は同106%と、販売台数を大きく伸ばした。とくに、マザーボードショップPCと のPC全体に占める構成比は、1月の25.6%から、2月には27.3%まで拡大。これら のユーザー層がVista需要を支えているようだ。

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