モバイルブック・ジェーピー(MBJ、野村虎之進社長)は、携帯機器向けの電子書店サイトを中心とした、国内初のオーディオブックの販売を11月末から本格的に開始すると発表した。
「オーディオブック」は朗読など音声で内容を楽しむ書籍。サービス開始当初は、約10社のコンテンツ提携先から調達した200タイトルを配信する。また、07年春までに約30サイトの電子書店へのコンテンツ提供と、500タイトルのラインアップを予定している。
新刊と連動した朗読やその他オリジナルコンテンツ、著名俳優による名作の朗読、ライトノベルやアニメ作品を原作としたドラマコンテンツ、ショートコント&ホラー、ラジオ番組連動コンテンツ、ゲームや映画と連動したプロモーションコンテンツ、ビジネス・教養コンテンツ、癒し系コンテンツなどをラインアップする。販売価格は200円−500円程度の予定。
MBJは、タイトルの選定からコンテンツの販売まで、オーディオブックコンテンツの制作を支援する。オーディオブックのコンテンツを所有する出版社などから音源を預かり、オーサリングなど電子化の作業を請け負うほか、オーディオブック化を希望する企業やコンテンツホルダーを対象に新規制作のプロデュース事業にも取り組む。また、出版社やコンテンツホルダーと連動したオリジナルコンテンツも提供する。
MBJではオーディオブックの販売で07年度に3億円、09年度に10億円の売り上げを見込んでおり、30%の市場シェア獲得を目指す。
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