ターボリナックス、接続したPCが自分専用のOS環境になる「wizpy」を発表

エースラッシュ2006年11月22日 13時12分

 ターボリナックスは11月21日、接続したすべてのPCを自分専用のOS環境に変えることができる手のひらサイズのPC「wizpy」を、2007年2月に発売すると発表した。

 wizpyは“プライバシーを持ち歩く”というコンセプトで開発された、高さ84mm×幅42mm×奥行き12mm、重量約60gのコンパクトPC。最大の特徴は、接続したすべてのPCを自分専用の使い慣れたOS環境に変えられるということ。

wizpy マルチメディアプレーヤーとしても利用できるwizpy

 難しい設定は一切必要なく、対象となるPCに接続してwizpyのOSを起動するだけでよい。たとえ中古PCでも最新OSで動作でき、IDやパスワードの漏えいに強いというメリットもある。また、1.71インチ約25万6000色対応OLEDディスプレーを搭載しており、単体でマルチメディアプレーヤーとしても利用可能。そのほか、メールや画像、音楽などの各種データを保存して持ち歩くこともできる。

 本体カラーはソリッドホワイトのみ。ネット上でデータ領域を貸し出すネットディスクサービス(初年度は利用料不要)、wizpy同士のIP通信やSNSなどユーザー同士のサービスも提供していく予定だ。

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