ターボリナックス(矢野広一社長)は、アイ・ビー(本堂晃社長/COO)の 技術協力により、LinuxでC言語によるプログラミング開発が可能な二足歩行ロ ボットキット「TurboRobo(ターボ・ロボ)」を発売すると発表した。6月30日 から、Turbolinuxオンラインショップで受注を開始する。価格は未定で、35万 円-40万円となる予定。
「TurboRobo」は、大学の研究室や専門学校で、Linuxの操作やC言語による プログラミングを学習する教材として最適なLinux版プログラミング開発キッ ト。パソコンにリナックスOS「Turbolinux FUJI」をインストール後、USBポー トに付属のBluetoothアダプタを接続し、デバイスを認識させることで、Linuxとロボットのリモートコントロールが可能になる。
リモートコントロールに対応するため、二足歩行ロボットによる格闘競技大 会「ROBO−ONE」に参加することも可能。ターボリナックスでは、TurboRoboを 使用してプログラミング技術を競う「ロボットダンスコンテスト」や「ロボッ ト徒競走」の開催も予定している。
今回の製品化は、教育現場でLinuxクライアントの導入が拡大し、楽しみな がらプログラミングを学べるLinux版プログラミング開発キットを求めるニー ズに応じたもの。6月1日-3日の3日間、お台場で開催される教育関係者向け展 示会「New Education Expo 2006」にも参考出展する。
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