三菱電機は、デジタルレコーダー「楽レコ」シリーズに地上、BS、110度CSデジタルチューナーを内蔵した3 in 1モデル「楽レコ DVR-DV635」をラインアップした。発売は11月上旬より、価格はオープンとなっている。
電源オフからすぐに録画が開始できる「1.5秒録画スタート」やスポーツ番組の盛り上がりシーンのみをダイジェストで見られる「ハイライト再生」など、便利な機能をいち早く取り込んでいる、三菱電機の「楽レコ」シリーズ。
最新モデルとなる「DVR-DV635」では、地上、BS、110度CSデジタルチューナー×1基、地上アナログチューナー×1基を搭載し、デジタル、アナログの同時録画にも対応した、同シリーズ初のハイビジョンレコーダーだ。
VHSまで備えた3 in 1仕様で、250GバイトHDD、DVD、VHSの計6方向のダビングが可能だ。中でもハイビジョン画質のHDDからDVDへのダビング時には、独自の「スマートダビング」機能により、高速ダビングを実現している。
ハイビジョン映像のDVDダビングは、DVD画質へのダウンコンバートが必要になるため、ほとんどのハイビジョンレコーダーで実時間が必要となっていた。同社では、再生用のハイビジョン画質映像とDVDダビング用の画質の両方をHDDに録画しておくことで、この問題をクリアにした。
なお、スマートダビング機能を使用するには、録画モードを「TS AUTO」にしておくことが必要となる。このTS AUTOモードで録画すると、スマートダビングのほか、CM部分をスキップして再生する「オートカットi」や、スポーツ番組の見どころだけを自動再生する「ハイライト再生」などの機能が、デジタル放送でも使用できる。
番組表は地上アナログ、デジタル放送ともに装備する。デジタル放送の番組表表示は3チャンネル2時間、6チャンネル3時間、9チャンネル6時間と3タイプから選択が可能だ。
「楽レコ」シリーズおなじみの1.5秒録画スタート機能は非搭載だが、ハイビジョンレコーダーながら、起動は約5秒程度と高速のためストレスはほとんど感じない。
・楽レコ DVR-DV635(HDD:250Gバイト/予想実勢価格:11万円前後)CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
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