Microsoftが市場投入を予定している携帯型メディアプレーヤー「Zune」について、東芝から米国時間8月24日に米連邦通信委員会(FCC)に提出された文書に目を通したというAmerican Technology ResearchのアナリストShaw Wu氏は、特に驚くような点はなかったと述べた。
「率直に言って、喧伝されていたわりには、Zuneデバイスには期待を裏切られた。Zuneは本質的に、東芝の『gigabeat』に少し手を加えただけの製品のように見える。gigabeat自体、たいした成功を収めていない」とWu氏は30日の調査メモで述べている。
Wu氏によると、欠点の1つは、「iPod」のクリックホイールに相当する、多数の音楽や写真のコレクションを自在に操作できる機構がなさそうに見えることだという。
Microsoftの強力なブランド名と多額の広告予算は効力を発揮するだろうが、製品自体は、Creative Technologyやiriverなどの製品のような、Microsoftの技術を利用している他社製品と比べて、特に秀でているというわけではないとWu氏は述べる。
「正直なところ、Zuneは話題の大きさのわりに、そのスペック(技術面、外観、デザイン)はこちらの期待を裏切るものだった。少なくとも他製品との競争力という点では」(Wu氏)
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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