ついに登場、Bluetooth接続できるデジカメ--コダックが米で発表

文:Candace Lombardi(CNET News.com) 翻訳校正:坂和敏(編集部)2006年04月26日 12時21分

 Eastman Kodakが、レンズを2つ搭載するコンパクトタイプのデジタルカメラのシリーズに、Bluetooth無線接続機能付きの新モデルを追加した。

 今回発表になった「V610」は、カメラから半径約9メートル以内にあるBluetooth対応機器に画像をワイヤレス転送することができるので、たとえば庭で写真を撮りながら、書斎のプリンタでそれを印刷するといった使い方が可能になる。

 V610は5月に499ドルで発売の予定で、Bluetooth対応のPDAやコンピュータ、携帯電話に写真のファイルを転送できる。Nokiaやサンヨー、ソニーなどの各社から出ているカメラ付き携帯電話やビデオカメラ、各種アダプタなどのなかには、すでにBluetooth機能を持つものもあるが、デジタルカメラではV610が初めてだと、Kodakでは説明している。

 V610は600万画素のコンパクトカメラで、10倍の光学ズームを搭載。ボディーは姉妹機のV570と同じもの、1台のカメラに2種類のレンズと2枚のセンサを搭載することで、撮影可能な画角を広げている。そのほか、23万画素の2.8インチLCD画面も搭載している。

 Kodakによると、V610は「手ぶれ防止」技術を搭載しており、光量不足の時に頻繁に問題となる写真の手ぶれ防止につながるという。また、同機のパノラマ合成機能を使れば、専用ソフトウェアを使わなくても、3つの画像を1枚の写真に合成することができるという。

Kodak V610 前面
Kodak V610 背面

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]