Eastman Kodakが、レンズを2つ搭載するコンパクトタイプのデジタルカメラのシリーズに、Bluetooth無線接続機能付きの新モデルを追加した。
今回発表になった「V610」は、カメラから半径約9メートル以内にあるBluetooth対応機器に画像をワイヤレス転送することができるので、たとえば庭で写真を撮りながら、書斎のプリンタでそれを印刷するといった使い方が可能になる。
V610は5月に499ドルで発売の予定で、Bluetooth対応のPDAやコンピュータ、携帯電話に写真のファイルを転送できる。Nokiaやサンヨー、ソニーなどの各社から出ているカメラ付き携帯電話やビデオカメラ、各種アダプタなどのなかには、すでにBluetooth機能を持つものもあるが、デジタルカメラではV610が初めてだと、Kodakでは説明している。
V610は600万画素のコンパクトカメラで、10倍の光学ズームを搭載。ボディーは姉妹機のV570と同じもの、1台のカメラに2種類のレンズと2枚のセンサを搭載することで、撮影可能な画角を広げている。そのほか、23万画素の2.8インチLCD画面も搭載している。
Kodakによると、V610は「手ぶれ防止」技術を搭載しており、光量不足の時に頻繁に問題となる写真の手ぶれ防止につながるという。また、同機のパノラマ合成機能を使れば、専用ソフトウェアを使わなくても、3つの画像を1枚の写真に合成することができるという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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