シャープは3月7日、約6Gバイトのハードディスクを搭載したパーソナルモバイルツールのザウルス「SL-C3200」を発表した。発売は3月17日の予定。価格はオープン価格となっている。
ザウルスSL-C3200は、SL-C3100の後継となる機種で、本体サイズやCPU、インターフェースなどは変更がない。本体には3.7型のVGA液晶とQWERTY配列のキーボード、十字カーソルキーを搭載する。OSはLinuxで、ブラウザとしてHTML4.01に準拠した「NetFront v3.1」を採用する。通信機能は内蔵しないが、CFカードスロットを搭載しており、各種通信カードを利用できる。
ハードディスク約6Gバイトのうち、出荷時の空き容量は約4.5Gバイト。別売されるカノープスの動画変換ソフト「かんたん換太郎 for ZAURUS」を利用すれば最長約30時間分の動画をパソコンから保存することが可能だ。
収録コンテンツは、英語学習コンテンツを強化しているのが特徴だ。5月からリニューアルされる新TOEICテストに対応し、発音聞き分けトレーニングや学習状況の進捗管理ができる「ジーニアス14日集中コース TOEIC TEST 470点/600点/730点」を収録している。他に、メールやウェブなどの英文を音声で読み上げる「Text TOSpeech」や、英語学習コンテンツ「NOVA CITY」なども内蔵されている。英語関連コンテンツは13本。マルチメディア辞書や実用ビジネスを加え、収録コンテンツは計17本になる。月産台数は5000台の予定だ。
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