ACCESSは2月13日、情報家電端末向け組み込み用ブラウザソフトの最新版となろ「NetFront Browser v3.4」を発表した。
NetFront Browserは、現在、全世界の主要なインターネット機器メーカーから発売されている情報家電端末720機種、2億台以上(2005年11月末現在)に搭載されているブラウザソフトだ。
今回のv3.4では、リッチコンテンツレンダリングに向けた機能強化として、AJAXをはじめ、2005年12月にリリースされたSMIL2.1規格や、SVG Tiny 1.2などをサポートした。また、「お気に入り」のウェブページを視覚的に管理するブックマーク・サムネイル機能と、限られた画面サイズの携帯機器でウェブページをPCデスクトップのように表示できるパン&ズームナビゲーションツール「PagePilot」を搭載している。
また、ブラウザAPIの拡張により、NetFront Browserのリッチインターネットコンテンツに対応するレンダリング機能を利用して、ブラウザアプリケーション、メッセージングクライアント、RSSニュースリーダー、およびその他のDynamic Menuなど、各種アプリケーションの作成が容易になったという。提供の開始は3月末からの予定。
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