CompUSAは米国時間18日、America Online(AOL)に1年間加入する条件で550ドルのキャッシュバックを提供し、東芝製ノートPCを149.99ドルで販売した。この特別提供はわずか16時間で終了したが、一時的にせよ、ノートPCの新たな底値をマークした。
CompUSAは同日、AMDのSempronプロセッサを搭載したCompaqブランドのデスクトップも同様に、480ドル相当のキャッシュバックや値引きにより、99.99ドルで販売した。
小売業界は2005年、店頭にお客を呼び込むため、特定の製品を大幅に割り引いて提供するという販売戦略をとった。例年買い物客で最もにぎわうブラックフライデーといわれる感謝祭翌日にWal-Martは、HP製ノートPCを398ドル、携帯電話「RAZR」を68ドルで店頭に並べた。
Wal-Martは2003年、このような目玉商品を提供しなかったため、ブラックフライデーの電化製品の売れ行きは低調だった。しかし2005年のブラックフライデーには、午前5時から客が並び始め、開店と同時に人が押し寄せた。好調な売れ行きを見せたのはPCや液晶モニタだった。
買い物客は、CompUSAにも押し寄せた。CompUSAチェーンのエグゼクティブバイスプレジデントで量販担当のBrian Woodsによると、同チェーンでは、2時間で7500台のノートPCを販売したという。これは1分間に2.5台売れた計算になる。各店舗では約30台のノートPCを用意していた。18日だけで、デスクトップ7500セットが販売された。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」