携帯電話事業への新規参入を狙うイー・アクセスは、高速のデータ通信サービスや格安の通話サービスを提供すると公言している。では、その端末はどのような形になるのだろうか。東京ビッグサイトで7月13日から開催されている携帯電話関連の展示会「WIRELESS JAPAN 2005」において、同社の描く携帯電話端末の未来像が明らかにされた(関連記事)。
同社が展示していたのは、音声とデータの両方が利用できる端末が3機種、データ通信専用端末が2機種。いずれもモックアップで製品化時期は未定という。「市場の反応を見て今後の計画を決めたい」(説明員)
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フラッシュオーディオプレイヤーのような形状をした「Music Box Model」。音楽再生機能を重視し、テンキーをなくした。メールや通話機能も搭載させるといい、文字入力は右側のジョグダイヤルで、通話はイヤホンマイクで行う。本体上面にディスプレイを搭載し、楽曲名やメールの内容などを表示する。音楽データや住所録はサーバ上に保存する
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キーボード、テンキー、ゲームコントローラーが1つの端末に収まる「Multifunctional Model」。端末を開くことで、さまざまな形に変化する。イー・アクセスはこの形状について特許を出願中だ。
通話、メール、ゲームのほか、音楽再生やカメラ撮影などもできる
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キーを一切なくし、全面のタッチパネルですべて制御する「Touchscreen Model」。自由にユーザーインタフェースを変えられる点が大きなメリットだ。フルブラウザを搭載すれば大画面のディスプレイでウェブサイトを見ることもできる
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データ通信専用の「Wireless Data Communication Device(USB Type)」。USBでPCなどに接続する。USBの接続口を折りたたんでしまえる点が特徴だ
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データ通信専用の「Wireless Data Communication Device(CF Card Type)」。コンパクトフラッシュ型で、ノートPCやPDAでの利用を想定している
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