さらに、AppleはiPodについて、20Gバイト、30Gバイト、60Gバイトの各モデルを優先し、40Gバイトモデルをなくしたようだ。40Gバイト版のiPodとiPod Photoは、新型iPod発表直後の23日午前の時点で、同社のウェブサイトから姿を消している。
新型iPodは4モデルすべてがすでに発売になっており、またiPod Camera Connectorは3月下旬に発売される。
AppleのJoswiakによると、このCamera Connectorは小型のドッキングステーションに似た外観を持つ白いプラスチック製のアクセサリで、iPodとカメラのUSBポートを接続するケーブルが付属する。また、同製品は新旧両方のiPod Photoに対応するという。
iPodに直接読み込んだ写真は、iPod上でそのまま表示できるようになる。しかし、写真をテレビに表示するには、まずiPod PhotoをMacやPCに接続する必要がある。
新型iPodでは、価格の引き下げに加え、付属品に若干の変更があった。今回からUSB 2.0接続が標準となり、オリジナルのiPodではMacとの唯一の接続手段だったFireWireケーブルは19ドルの別売品となった。
Joswiakは、「インタフェースとしてはUSB 2.0が一般的に好まれることは間違いない」としつつ、FireWireはオプションとして引き続きサポートすると付け加えた。
一方、値下げが実施されたiPod Miniでは、今回コンセントにつなぐACアダプタが省略された。そのため、充電はMacやPCに接続して行うか、29ドルの別売りアダプタを使って行うことになる。新モデルではドックも省略されたが、こちらは別売で39ドルとなっている。
AppleのiPodシリーズは、米国のポップカルチャー文化を象徴する存在になっており、携帯音楽プレイヤー市場でも圧倒的な優勢を誇っている。さらに、同市場全体も大幅な成長を遂げている。先日発表された調査結果によると、米国では国民の11%に相当する2200万人の成人がiPodなどのMP3プレイヤーを所有しているという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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