ドイツのあるMacファンサイトが、Macintoshの誕生21周年を祝い、Apple Computer CEOのSteve Jobsが1984年1月24日に初代Macを発表した際の模様を写したビデオクリップを公開した。
Macファンなら絶対にこのビデオをチェックしたいと思うだろう。バックグラウンドで「Chariots of Fire」(映画「炎のランナー」のテーマ曲)が流れるなか、MacPaintや MacWriteが初めて公開される姿を目にして、熱いものがこみ上げてくるかも知れない。
このビデオには、Macが、コンピュータならではの、かなりぎこちないアクセントで初めて言葉をしゃべった場面も登場する。この時Macが口にしたセリフのなかには、当時のIBMをバカにした「自分で持ち上げられないような(でかい)コンピュータは決して信用するな」というものもある。またJobsについて、このMacは「父親のような存在」と語っている。
このビデオクリップを公開したウェブサイトにはトラフィックが殺到しアクセスしにくい状態だったが、ほかにもミラーサイトがいくつか存在している。このビデオはScott Knasterという人物が当時ベータマックスで録画したもので、最近になってQuickTimeに変換された。
なお、ひとつ興味深いのは、この時のJobsのいでたちで、同氏は最近おなじみのジーンズに黒のタートルネックシャツではなく、スーツを身にまといボウタイを着用していた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力