松下電器産業と米Hewlett-Packard(HP)は米国時間1月5日、それぞれが推進している記録型DVDフォーマットを互いに採用するなど、PCとデジタル家電における相互利用を共同で進める計画を発表した。
具体的には、松下がDVDレコーダにDVD+Rの記録/再生機能を追加し、HPが家庭向けデスクトップPCの記録型DVDドライブをDVD-RAM対応とする。「両社がそれぞれのフォーマットを相互採用することで、お互いの技術的優位性を活用し、消費者にシームレスな使用体験を提供できる」(両社)
DVD-RAMについて、両社は「1枚のメディアに写真、ビデオ、音楽など異なる形式のファイルを共存させることが可能で、何回も書き換えられる点が優れている」と説明する。DVD+Rは、「PCや最近のDVDプレイヤーに使用される最も互換性の高い追記型メディアであり、最大8.5Gバイトのデータを記録できる2層ディスクなどで技術優位性がある」(両社)という。
両社は、Blu-ray Discフォーマット対応の商品およびソリューション開発でも協力していく。
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