待望のXbox用ゲーム「Halo 2」の店頭発売初日の売上が1億2500万ドルを超え、Microsoft自身の強気の予想をも上回ったことが明らかになった。
Microsoftは10日(米国時間)、米国とカナダで9日午前0時01分に発売されたHalo 2の売上が、24時間で238万ユニットに達したと発表した。
このゲームの価格は標準バージョンで50ドル、デラックスバージョンで55ドルだ。売上の合計1億2500万ドルは、MicrosoftのバイスプレジデントPeter Mooreが今週予想していた初日の売上予想1億ドルを軽々と越えた。
Microsoftにとって最大の課題は、十分な数の製品在庫を確保することだ、とMooreはReutersニュースサービスに述べている。「一部の店舗では確実に在庫切れが生じると私は考えている」(Moore)
「Halo」の続編を手に入れようと多数のファンが何時間も列に並んでいた。HaloはMicrosoft製シューティングゲームで、このゲームのおかげでXboxシステムはテレビゲーム業界における主力製品の1つとして認識されるようになった。
「Halo 2」ではオンラインプレイ機能が導入される。このゲームのおかげで、MicrosoftはXbox Liveオンラインゲームサービスの加入件数が急増すると期待している。「これはXboxとXbox Liveの持つ力を利用する意味で・・・素晴らしい見本となるゲームであり、XboxおよびXbox Liveでできることを人々に実際に示すことができる」とMicrosoft Game StudiosのゼネラルマネージャーShane KimはCNET News.comに述べた。
1億2500万ドルという初日のゲーム売上は、Halo 2がハリウッド映画の初日の興行収入最高額を凌ぐというMicrosoftの予想通りとなった。映画の公開後最初の週末3日間の興行収入最高記録は「Spider-Man(邦題:「スパイダーマン」)の1億1400万ドルだ。
10月には、盗まれたHalo 2のフランス語版ゲームがファイル交換サイトに出回る事件が発生し、Halo 2の売れ行きが心配されたが、Microsoftはこの海賊版コピーの配信元に対し断固たる措置を取った。この窃盗行為は小売販売の需要に全く影響を与えなかった模様だ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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