東芝は5月24日、映像の表現力を高めた新型ノートパソコンdynabook VXの2モデルを6月中旬に販売開始すると発表した。従来モデルに比べ画面の明るさを約20%向上させた15.4型のワイドClear SuperView液晶画面に加え、「映像の高画質表現を可能とする映像処理システム『高画質化エンジン』をノートパソコンに初めて内蔵した」(同社)。
高画質化エンジンは、明暗の階調を拡張補正して表現力を高めるブラック/ホワイトエンハンサ、シャープでメリハリのある立体的な画像を再現するデジタルシャープネス、デジタル処理で液晶の表示応答速度を高めてスポーツなどの映像でもはっきりと表現するデジタルオーバードライブなどの機能を備え、「より液晶テレビに近い映像をノートパソコンで楽しめる」(同社)という。
容量80Gバイトのハードディスク装置(HDD)に最大67時間の映像を記録したり、DVD-RAMまたはDVD-RWメディアに録画したりするためのハードウェアとソフトウェアを備えている。i.LINK経由でデジタルビデオカメラからの映像も録画できる。
プロセッサは動作周波数1.50GHzのIntel Pentium M。メモリはPC2700に対応しており、最大2Gバイトまで搭載可能。dynabook VX/2W15LDSTWモデルにはTVチューナーボックスが付属しており、アナログテレビ放送の視聴が可能。両モデルとも価格はオープン。
また、同社は同日、dynabook AXの2モデルを6月中旬に発売することも明らかにした。動作周波数2.80GHzのモバイルIntel Pentium4(2528PDS)または2.50GHzのIntel Celeron(2525CMS)を採用し、「高い基本性能を実現している」(同社)
画面は15型のXGA(1024×768ピクセル)のClear SuperView液晶。HDDは2528PDSが60Gバイト、2525CMSが40Gバイト。メモリはPC2100で最大1Gバイトまで搭載可能。両モデルとも価格はオープン。
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