松下電器産業は4月21日、個人向けのモバイルノートPC「Let’snote」シリーズの新製品を発表した。10.4型液晶搭載のR3シリーズは標準バッテリー使用時で連続駆動時間を9時間に伸ばすなど、軽量・長時間駆動にこだわった。5月21日より順次販売を開始する。
今回発表されたモデルはR3シリーズのほか、12.1型液晶搭載のT2シリーズ、同じく12.1型液晶搭載でDVDドライブを内蔵したW2シリーズ、14.1型液晶搭載でDVDドライブ内蔵のY2シリーズの4つ。
![]() Let’snote R3シリーズ |
R3シリーズでは、990gという重さを変えずに長時間駆動を実現するためにフルモデルチェンジを行った。バッテリー本数を4本から6本に増やすことで従来の5時間から9時間に駆動時間を延長。一方で、バッテリー2本分の重さ105gを削るために液晶のガラス厚を0.8mmから0.6mmに変更したほか、本体の大きさも横幅を11mm小さくした。
W2シリーズでは新たにDVDマルチドライブ(DVD-RAM/-R/-RW/-ROM、CD-ROM/-R、-RW対応)を搭載したモデルを投入した。Y2シリーズでもDVDマルチドライブ搭載機はあるが、同社のオンラインショップ「マイレッツ倶楽部」のみでの販売になる。「(Y2シリーズでの)ユーザーニーズがどの程度あるかを見るため」と松下電器産業 パナソニックAVCネットワークス ITプロダクツ事業部 事業部長の伊藤好生氏は説明する。
価格はオープンだが、実売想定価格はR3シリーズが20万円弱、T2シリーズが21万円弱、W2シリーズのDVDマルチドライブ内蔵型が24万5000円前後、Y2シリーズのDVD-ROM&CD-R/-RW内蔵型が25万円強という。年産台数はレッツノートシリーズ全体で前年度比1.5倍の30万台を見込んでいる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)