ニコン(嶋村輝郎社長)は28日、レンズ交換式一眼レフデジタルカメラ「D70」(15万円)を3月19日に発売すると発表した。キヤノンが昨年秋に発売した「EOS Kiss Digital」に対抗するクラスの一眼レフデジカメ。
ニコンでは、「D70」をラインアップに加えたことで、「来年度のレンズ交換式一眼レフデジタルカメラ市場でシェア40%を獲得する」(木村真琴・常務上席執行役員)としている。
「D70」は、同社が2002年に発売した一眼レフデジカメ「D100」の下位にあたる機種。新たにソニーと共同開発した610万画素CCDや画像信号処理プロセッサーにより、一部のスペックでは上位機種を凌駕した。
生産はニコンタイランドで、当初月産7万台からスタート。販売状況に応じて、「20−30%程度は増産できる能力がある」(木村常務)という。
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