オムロンとスルッとKANSAI、自動改札機連動の情報配信で合弁会社

 オムロンは3月11日、スルッとKANSAIと自動改札機連動型情報配信サービス「PiTaPaグーパス」に関する合弁会社を設立すると発表した。資本金は1億円。新会社は3月12日に設立される。

 PiTaPaはスルッとKANSAIのポストペイICカード決済サービスで、2004年夏の本格運用に向けて現在モニターを募り実験中。PiTaPaグーパスは、事前に会員登録したPiTaPaユーザーの携帯電話に、ユーザーが自動改札機を通過した直後に趣味やグルメ、沿線のイベントなどの関連情報と広告を配信するサービス。配信されるコンテンツは、ユーザーの個人属性に応じてカスタマイズされる。

 新会社は、PiTaPaグーパスをスルッとKANSAI協議会に加盟する鉄道事業者およびバス事業者が普及活動を行っているPiTaPaの公式サービスとして展開する。また、無料情報誌「遊びマップ」が提供する情報やPiTaPa加盟店でのサービスと連携した新サービスの開発を行う。

オムロンのニュースリリース

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