「頭が真っ白になる」という経験をしたことがある人なら、このタイトルに、思わず「あるある」と答えたくなるだろう。一朝一夕には「さらり」などとかわせるはずもないことは、誰でも百も承知だろうが、だからこそ本書が必要だとも言える。本書は、日頃からどのようなことを心がけておき、どのようなことに慣れておくと良いのか、その方法が記されているので、なるほどその通りだと納得できるのだ。
返答に困ったり、意見が言えなかったりする原因は、主に「普段からの思考が足りない」ということのようだ。たとえば、知識の裏付けがあるハマっている趣味のことならば、大抵の人は、よどみなくいくらでも話せるであろうし、聞かれたことにも即答できるはずだ(そういう趣味があるとしてだが)。その自身はどこから来るのかを考えてみると分かるだろう。
まずは、知識と思考ありきで、「意見を言う」「即答する」という行動に慣れるのはそれからだ。これに対してどういう努力をすれば良いかということを教えてくれる人は、そうはいない。そこで、本書をコーチとして使うのが良い方法だ。
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