QinetiQ North Americaから送られた「Applique Robotic Kit」が今週、東京に到着し、福島第一原子力発電所で使用するために作業員のトレーニングが始まっている。Applique Robotic Kitにより、Bobcat製のローダーを15分で無人車両に変え、1マイル(約1.6km)以上離れたところから操作しながら音声や動画を得ることができる。
QinetiQの広報担当者Jennifer Pickett氏は、「ブルドーザー部品からフックまで、どんなものでも取り付けて、瓦礫をどかすことができる」と述べている。同氏によれば、この機械は来週原子力発電所に到着する予定だという。
QinetiQはまた、「Talon」ロボットと「Dragon Runner」ロボットを2台ずつ日本に送っている。Talonは無限軌道の探査および偵察機械で、化学、生物、放射線、核物質、爆発物の検出器を搭載している。
QinetiQは米エネルギー省(DOE)と協力して、より多くのロボットを日本に送る可能性があるとPickett氏は言う。The Associated Press(AP)によれば、DOEはすでに40人のスタッフと1万7000ポンド(約7700kg)相当の機材を日本に送っているという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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