Amazonは米国時間12月7日、「Kindle for the Web」を通じて数カ月以内にウェブブラウザからKindle書籍を購入および閲覧可能にすることを発表した。特別なソフトウェアをダウンロード、インストールする必要はない。
Kindle for the Webが開設されたのは約2カ月前で、その際にはウェブブラウザを通じてKindle書籍の第1章が無料で閲覧可能になっていた。今回のアップデートは、Googleが同日開催したChrome関連のイベントにおいて壇上で披露された。同サービスは、新しいChrome OS搭載ノートPCを含むChrome OS端末のほか、Chromeブラウザ、他のウェブブラウザをサポートしている。
Amazonのプレスリリースによると、書店やそのほかの小売店、著者、ブロガーなどウェブサイト所有者は、Kindle書籍を自らのサイトで提供できるようになり、また自サイト経由で売り上げた場合、Amazon Associates Programを通じてアフィリエイト収入を受け取ることが可能だという。一方の読者は、即座に書籍全文を閲覧可能になる。ウェブサイト所有者は、Kindle for the Web用のウィジェットを簡単に埋め込むことが可能になり、Kindle書籍を提供可能になる。
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