Googleが、新しいウェブサイトを通じてURL短縮サービスを提供開始したことをブログで明らかにした。
「Google Toolbar」を通じた同URL短縮サービスの提供は2009年12月より始まっていたが、このたび、ウェブブラウザさえあれば誰でもgoo.glで利用可能になった。
モバイル端末や140文字でのコミュニケーションがもてはやされる時代にあって、URL短縮サービスはありがたい存在となっている。しかしサードパーティが提供するbit.lyやTinyURLなどの人気サービスは小規模な会社が運営しているため、長期的に存在し続ける保証がない。そこで「自社製品用に、知らないうちに提供が打ち切られることのない」URL短縮サービス「goo.gl」を自社開発する必要があったと、GoogleのMatt Cutts氏は米国時間9月30日に述べている。
GoogleのMuthu Muthusrinivasan氏はブログ投稿で、「goo.glに機能を過剰に詰め込むつもりはないが、ウェブ上で最も安定し、安全かつ最速なURL短縮サービスにしたい」と述べている。
同サービスにはもう1つGoogleらしい特徴があり、利用者がいつ、どこで、どれくらいの頻度で、どのコンピュータを通じてURLをクリックしたかというデータが作成される。goo.glで短縮URLを生成したユーザーには分析チャートがウェブベースで提供される。またGoogle自身もこのデータを利用し、人気が高いリンクや信頼性の高いリンク、危険なリンクを識別する。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス