発売から1年経たずして、「Windows 7」は前版「Windows Vista」のネット利用シェアを追い抜いたことが、ウェブ調査会社Net Applicationsの「NetMarketShare」で明らかになった。
2010年7月の1カ月間で、Windows 7はインターネットにアクセスした機器の14.46%で使用されたのに対し、Windows Vistaは14.34%となり、初めて最新版OSが前版を追い抜いた。Microsoftは、昨秋発売したWindows 7のライセンス販売本数が1億7500万本に達したことを明らかにしている。
一方、「Windows XP」は今なお最も利用率の高いOSとなっており、シェアはWindows VistaとWindows 7を合わせた数の2倍を超える。Windows XPは2010年7月、ウェブにアクセスした機器の62%近くで使用された。
その他の機器については、「Mac」がインターネット利用の約5%を占め、「iPhone」「Linux」およびJavaベースの機器はそれぞれ1%未満の市場シェアを占めた。
Windows 7の利用率は、リリース以来急速に数字を伸ばしており、発売から1カ月弱の時点で早くもネットにアクセスした機器の4%を占めた。この水準に達するまでに、Windows Vistaは7カ月を要している。2010年3月には、Windows 7の利用シェアは10%を突破した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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