ロックなどの音楽に欠かせないエレキギターだが、演奏するには手間がかかる。アコースティックギターよりはるかに重くて持ち運びが面倒なうえ、音を出すのにアンプや各種エフェクタ、シールドケーブル、もちろん電源などが必要になり、路上ライブをしようとすると一苦労だ。
そこで、エレキギターやエレキベースに取り付け可能な、スマートフォンと連携して多彩な音の出せるモバイルアンプ「JamStack」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
JamStackは、ギターなどのエンドピンに取り付けて使うポータブルな出力10Wのコンボアンプ。ギターとiPhoneにケーブルでつなぐだけで、内蔵スピーカから音を出せる。ギグバックに入れられるほどのサイズなので、アコースティックギターのように、いつでもどこでも演奏できる。
「AmpliTube」「AmpKit」といったギター用アプリと組み合わせれば、さまざまなエフェクトをかけることも可能。プレイリストを再生しながら演奏したり、リズムトラックに合わせて1人セッションを楽しんだりもできる。コントロール用のiPhoneはJamStackのホルダーに固定されていて、ギターの前面にあるため、エフェクタの調整などがしやすい。
なお、JamStackはBluetoothワイヤレススピーカとしても機能するので、普段から持ち運んで便利に使える。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間12月23日まで。記事執筆時点(日本時間11月30日17時)でキャンペーン期間は22日残っているが、すでに目標金額2万5000カナダドルの2倍を上回る約5万5000カナダドルの資金を集めている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」