薬の管理は面倒で、つい飲み忘れてしまうことも多い。そこで以前、スマートフォンと連携して薬の保管と服用をスマート化するデバイス「Lumma」を紹介した。残薬問題の対策に有効なものの、据え置き型なので外出中は無力だ。
それに対し、今回クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で見つけたスマートなピルケース「EllieGrid」は、コンパクトでバッテリ駆動するため、旅行などにも持って行ける。
EllieGridは、Bluetoothで通信してスマートフォンと連携するピルケース。薬を入れる部分は引き出し式になっていて、薬を7種類に分けて保管できる。サイズが196×104×29.5mmとコンパクトなので、持ち歩いても負担にならないだろう。
服用する薬は、まずボトルなどから出し種類ごとに分けて引き出しに入れる。そのうえで、それぞれの薬を飲むタイミングや数などをアプリから設定しておくと、飲むべき時間にアラームで教えてくれる。どの薬を何個飲めばよいかは、EllieGrid表面に設けられたLEDの点灯する位置と数で分かる。
服用通知は、連携させたスマートフォンでも“今日の一言”と合わせて表示される。EllieGridは、服用すべき時間に操作されないとテキストメッセージを送信する機能も備えている。例えば、遠く離れて暮らす親などにプレゼントして使ってもらえば、見守りツールとしても活用できる。
Indiegogoでの目標金額は4万ドル。記事執筆時点(日本時間11月22日17時)で約3万8000ドルの資金を集めている。キャンペーン期間はあと2カ月ある。
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