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各種RFIDを4つコピーできるキーフォブ「Keysy」--入室カードなどをこれ1つに集約

 オフィスの電子ロックを解除するための入室カードや、ロッカーの鍵、ホテルの客室の鍵などとして、RFIDカードがよく使われる。カードタイプでなく、キーフォブと呼ばれる、キーホルダーに付けておくRFID対応デバイスも存在する。

 磁気カードと違って磁石に近づけても安心だし、リーダーに近づければ認証されるので使い勝手もよい。ただし、多種多様な形態のRFIDデバイスを複数持ち歩くのは煩わしいし、紛失や破損すると磁気カードより高い再発行手数料が発生してしまう。

 そこで、各種RFIDをコピーできるアクセサリ「Keysy」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。

各種RFIDをコピーできるキーフォブ(出典:Kickstarter)
各種RFIDをコピーできるキーフォブ(出典:Kickstarter)

 Keysyは、さまざまなRFIDカードなどの情報を、4つまでコピーしておけるキーフォブ型ガジェット。RFIDベースの入室カードや電子鍵をコピーし、キーホルダーに付けるなどして持ち歩けば、KeysyだけでRFID認証をパスできる。どのRFIDデータを読み取らせるかは、ボタンで選べる。

RFIDカードなどの情報を4つまでコピーしておける(出典:Kickstarter)
RFIDカードなどの情報を4つまでコピーしておける(出典:Kickstarter)

 RFIDデータのコピーは簡単。Keysyを学習モードにセットし、コピーしたいRFIDカードをかざすだけで完了する。

コピーはオリジナルをかざすだけ(出典:Kickstarter)
コピーはオリジナルをかざすだけ(出典:Kickstarter)

 こうしてKeysyに必要なRFIDカードなどの情報をコピーすれば、複数のRFIDを持ち歩く必要がなくなる。オリジナルは自宅などに置いておけるので、紛失の心配もない。

 Kickstarterでの支援受付期間は日本時間10月29日まで。記事執筆時点(日本時間10月26日15時)でキャンペーン期間は2日残っているが、すでに目標金額2万ドルの3倍を超える約6万1000ドルの資金を集めている。

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