「Amazon Echo」が欧州に上陸した。もちろん、評価の高い音声制御パーソナルアシスタント「Alexa」を伴っている。加えて、米国と欧州の顧客は、まもなくEchoの本体カラーをブラックとホワイトの2種類から選べるようになる。
Echoはスピーカでありながら、各種のスマートデバイスやソフトウェアサービスのハブとしての機能を持ち、すべてAlexaに話しかけることで制御できる。米国では2014年から(カラーはブラックのみ)販売されているが、英国時間9月14日からは英国で、またこの秋にはドイツでも発売される。
英国でのEchoの販売価格は149.99ポンドだ。ただし、「Amazon Prime」の登録顧客が発売日から2日以内に注文すれば、特別価格の99.99ポンドが適用される。
ドイツでは179.99ユーロで販売され、こちらは当面は招待制になる予定だ。
14日にロンドンで開かれたイベントで、Amazonは、Alexaが英国流の発音や習慣にどこまで適応したか、実演してみせた。英国版のAlexaは、問いかけに英国流の発音で答えたほか、たとえば「カラー」という単語のつづり(訳注:米国ではcolor、英国ではcolour)を尋ねたり、1パイント(訳注:英米で実際の量が異なる)の容量を質問したりすると、英国での正しい答えを返していた。
また、Amazonは同日、米国、英国、ドイツ向けにスマートホーム用の小型デバイス「Amazon Echo Dot」の新バージョンも発表した。ブラックとホワイトの2種類があり、音声処理が改良されている。価格は英国で49.99ポンド、米国で49.99ドル、ドイツで59.99ユーロ。広い家に住んでいる人向けに、6個および12個セットでも提供されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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