肥満は万病の元だそうで、メタボリックシンドロームの予防目的で通称「メタボ健診」が実施されてるようになった。健診といっても何のことはなく、腹囲を巻き尺で測り、ある基準値以上であれば注意を促す、といった簡単なものだ。
腹囲は目安に過ぎないものの、計測が容易だし、健康状態を判断する指標として悪くない。そこで、腹囲を毎日手間なく測ることのできるベルト「WELT」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
WELTは、Bluetoothで連携し、締めた際にその長さをアプリで確認できるウェアラブルデバイス。“へそ”の高さで測る腹囲とは若干異なる値になる可能性はあるが、継続的に測って変化を見るとよいだろう。
歩数計としても機能し、歩数と消費カロリーを計測できる。さらに、1日のうちどの程度の時間座った状態なのかも調べられる。座っている時間が長いと健康上のリスクが高まるという説があるので、あまり長いようであれば意識的に動くようにしてはどうだろう。
意外と役に立ちそうなのは、食べ過ぎを視覚化できる点。食べるたびにベルトを調整していると変化がグラフにはっきりと現れるので、腹八分目の食事をする習慣がつきそうだ。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間10月6日まで。目標金額の3万ドルに対し、記事執筆時点(日本時間9月5日10時)で約2万6000ドルの資金を集めている。キャンペーン期間はあと31日ある。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス