ベルギーの首都ブリュッセルの空港と地下鉄で現地時間3月22日に起きたテロリストによる爆破事件によって死傷者が出たことを受け、Facebookは人々が連絡を取る助けになるよう、安否確認ツール「Safety Check」を有効化した。
このソーシャルネットワークツールは、2015年11月のパリ同時多発テロ事件後にも使われたもので、ユーザーが連絡先に自身が安全であることを伝えられるようにする。インターネットはさまざまな方法で危機に対応する必須のツールになったが、これもその1つだ。
Facebookと同様に、赤十字は、自分の安全を伝えたり誰かを探したりできるオンラインツールを提供している。一方で、草分け的な緊急対応サービスであるGoogleの「Person Finder」は、本校執筆時点では有効化しなかったようだ。
ブリュッセルでは、ベルギー政府がTwitterを利用して、国民に施設等の閉鎖の情報を知らせた。同政府の危機管理センターも、電話網への過負荷を受けて、インターネット通信を利用するよう呼びかけた。
ベルギー政府の危機管理センターによると、ブリュッセルは、現地時間の3月22日午前8時頃にブリュッセル国際空港(ザベンテム空港)で起きた2件の爆発事件後、空港と公共交通網を閉鎖したという。The GuardianとPoliticoの報道によると、同日朝の爆発の後、ブリュッセルの地下鉄マルベーク駅から煙が上がったという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手