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スマホで手ぶれしない高精細ビデオを撮れるスタビライザー「ProView S3」

 最近のスマートフォンは驚くほど高性能で、4Kビデオ撮影が可能なモデルまで存在する。しかし、薄くて大きいという形状のためしっかり持つことが難しく、手ぶれで高精細を生かせない場面が多い。

 そこで、スマートフォンで安定した映像を撮影するのに役立つスタビライザー「ProView S3」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中だ。

スマホで手ぶれしない高精細ビデオを撮れる(出典:Indiegogo)
スマホで手ぶれしない高精細ビデオを撮れる(出典:Indiegogo)

 ProView S3は、スマートフォンで揺れのないビデオ撮影をするためのスタビライザー。ジンバルなどとも呼ばれる。取り付け可能なスマートフォンの幅は67mmから85mmで、iPhone 6s PlusやGalaxy Note 5といった大きなモデルにも使える。

2つのIMUで3軸を制御(出典:Indiegogo)
2つのIMUで3軸を制御(出典:Indiegogo)

 稼働軸はパン(左右方向)、チルト(上下方向)、ロール(回転)の3軸あり、2つの慣性計測ユニット(IMU)で検知した動きを補正するようモーターでスマートフォンの向きを制御する。風が強い状況でも安定したビデオ撮影が可能という。ProView S3の威力は、以下のビデオで確かめられる。

スタビライザーがない状態で撮影したビデオ(出典:Indiegogo)

ProView S3を使って撮影したビデオ(出典:Indiegogo)

鏡に写して動かしながらProView S3で撮影したビデオ(出典:Indiegogo)

 3軸すべてを動かして補正するモードのほか、いずれかの1軸だけ補正させて残り2軸をロックしておくモードなども選べる。電源のオンオフやモードの切り替えは、手元のボタン機能付きジョイスティックで操作する。このジョイスティックで、パンまたはチルト操作もできる。

 Indiegogoでの目標金額は30万ドル。記事執筆時点(日本時間3月8日15時)で約20万9000ドルの資金を集めている。キャンペーン期間はあと25日ある。

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