スマートフォンと連携して料理の進め方を教えてくれるスマートなフライパンを以前取り上げたが、製品化に向けた資金集めは失敗に終わった。今回紹介するスマートフライパン「SmartyPans」は、キッチンスケールなどとしても使える多機能性が評価されるだろうか。現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援を募集している。
SmartyPansは、温度センサ、重量センサ、プロセッサ、バッテリなどを搭載し、Bluetoothでスマートフォンと通信することで、さまざまな機能を提供するフライパン。普通のフライパン同様、ガス台などの直火調理に使えるほか、オーブンに入れて加熱することも可能。
料理をする場合は、まず専用のスマートフォンアプリに音声で指示し、必要な材料を用意する。SmartyPansに入れた材料はそのまま重さを量れるので、分量を間違えることがない。温度も監視できて、適切な加熱で調理できる。料理ができあがったら、テーブルに持って行って直接サーブするのも良い。
摂取した栄養素をレシピに応じてアプリで記録していけるユニークな機能も備えている。
もちろん食器洗い機に入れて洗える。
Indiegogoでの目標金額は4万ドル。記事執筆時点(日本時間1月22日14時)で約1万6000ドルの資金を集めている。キャンペーン期間はあと27日ある。
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