ワシントン州レドモンドを本拠とするMicrosoftが所有するビデオ通話サービスSkypeは米国時間1月13日、すべての「Windows」ユーザーにリアルタイム翻訳サービスの利用を可能にするアップデートのロールアウトを完了した。Skypeユーザーなら、言葉の壁を乗り越えて、世界中のさまざま国々の人々と意思疎通ができることになる。
Skypeは長い間、互いに離れた場所いる企業の従業員同士や一般の人々が好んで使用するコミュニケーション方法となってきた。とはいえ、WhatsAppやFaceTimeといったビデオ通話サービスの競合も登場している。Skypeの翻訳機能は、同サービスにおいて競合との差別化に役立っており、中国にいる「Airbnb」ホストに宿泊の予約をすることや、ベネズエラの異性とおしゃべりすることを可能にしている。
Skypeによると、今回のアップデートをリリースしたことで、同サービスの1日あたりの通話数は、1年前にプレビュー版をリリースして以来400%増加したと述べた。Skypeは現在、音声通話の場合は7言語(標準中国語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語、スペイン語)、インスタントメッセージの場合は50言語以上で翻訳が可能だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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