汗をかく夏はもちろん、乾燥する冬も健康のため十分な水分を摂ろう。そのため水筒を持ち歩くとよいが、仕事に集中していたりすると飲むのをつい忘れてしまう。
そこで、水分不足にならないよう、適切なタイミングで水分補給を促してくれるスマートな水筒「SIPPO」を紹介する。現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中。
SIPPOは、スマートフォンとBluetoothで連携し、水を飲むタイミングを必要に応じて通知するマグボトル。同様のスマート水筒「Trago」を以前紹介したが、Tragoはアスリートのパフォーマンス向上を目指していたのに対し、SIPPOは普段の生活を送る際の疲労防止と健康維持が目的だ。
専用アプリをスマートフォンにインストールし、体重や活動状況などのデータを設定すると、SIPPOとアプリが通信してユーザーに合った水分補給をアドバイスする。現時点で通知を出すのはスマートフォンに対してだけだが、今後タブレットやPC、スマートウォッチにも対応させる考え。
水筒内の水分量を計測したりスマートフォンと通信したりするモジュールは、SIPPOの下部に設けられている。食器洗い機に入れることなどを想定し、SIPPO本体から簡単に外せる。
Indiegogoでの目標金額は2万5000ドル。記事執筆時点(日本時間12月7日11時)でキャンペーン期間は17日残っているが、すでに目標を上回る約4万4000ドルの資金を集めている。SIPPOの開発チームは、5万ドルを超える資金が寄せられたら、キャンバス製キャリングバッグと、SIPPOの内部に取り付け可能な好みの茶葉が楽しめるインフューザーもセットに含めるという。
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