韓国のサムスンは現地時間10月2日、2016年バージョンの「Galaxy A3」「Galaxy A5」「Galaxy A7」を発表した。新しい「Galaxy A」シリーズは、中国で12月中旬に先行発売され、その後に他の市場へも展開される。
この新しいラインナップの狙いは、高機能を備えながらも手頃な価格のスマートフォンを提供することで、Xiaomi(シャオミ)やHuawei(ファーウェイ)といったライバルの中国メーカーに対抗することだ。
3つのモデルはどれも、サムスンの「Super AMOLED」ディスプレイを搭載している。ただし、Galaxy A3のディスプレイはサイズが4.7インチ、解像度が1280×720だ。A5になると、サイズが5.2インチ、解像度が1920×1080に拡大する。また、A7はこの2モデルを上回り、5.5インチ、解像度1920×1080のディスプレイを搭載する。
サムスンによれば、この新しいラインナップは前モデルより高機能のカメラを搭載しているため、より明るくクリアな写真と動画を撮影できるという。また、新しいカメラシステムには光学式手ぶれ補正機構が搭載され、特に暗い環境で写真がピンぼけになるのを防止する。さらに、「クイック起動」機能により、ホームボタンをダブルクリックするだけでカメラを起動できる。
サムスンは本体のデザインにも手を加え、金属とガラスを組み合わせたフレームを採用している。また、ベゼルをさらに狭くして、本体のサイズを大きくせずに大型ディスプレイを搭載するスペースを確保した。同社の決済サービス「Samsung Pay」を利用できるはA5とA7のみで、両モデルは指紋センサーを備えている。
サムスンは新しいモデルの価格を公表しなかったが、ブログサイトのSamMobileには、同社の担当者から価格に関する情報提供があったようだ。この記事によれば、A3が329ユーロ(347ドル)、A5が399ユーロ(421ドル)となっている。A7の価格は教えてもらえなかったようだが、SamMobileでは469ユーロ(495ドル)と予想している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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