ToDoリスト管理アプリとして知られる「Wunderlist(ワンダーリスト)」の最新バージョン「Wunderlist 3」が国内でも公開された。
Wunderlistは、iOS、Mac、Android、Kindle Fire、Chrome OSとウェブに対応し、あらゆる端末からToDoリストを共有できるのが特長だ。Windows 8とWindows Phone 8版も間もなくリリース予定という。
今回のアップデートで新たにパブリックリスト機能が追加され、オンラインでToDoリストを作成、発見、共有できるようになった。リストを公開するとすぐに、Twitter、Facebook、Google+、メールで共有でき、ブログやウェブサイトに埋め込むことも可能だ。例えば「ヨーロッパ旅行に最適なパッキングリスト」を作成したらTwitterに投稿したり、ブログで紹介したりできる。オンラインでお気に入りのパブリックリストを見つけたら、「Wunderlistに追加」ボタンをクリックするだけで自分のWunderlistに保存できる。
また、新しいデザインに加え、ToDoリストを共有している家族、友人、同僚との瞬時のやり取りや共同作業を可能にする「リアルタイム同期」機能も追加。普段の生活に合わせて、すべてのリスト上のコメント、アップデートがすぐに、全デバイスに同期される。このほか60項目以上の改良をはじめ、全面的に再設計されたアーキテクチャにより大きく進化したという。
6Wunderkinderの創業者兼CEOで、Wunderlistの開発者でもあるクリスチャン・レーバー氏は、「Wunderlist 3では、ユーザーが世界中のリストの中から他のユーザーの情報を見つけ、そこから有益な情報を得られるようなプラットフォームを導入した。好きな人との買い物リストの共有や、ハワイのお気に入りのレストランのパブリックリスト作成が、これまで以上に簡単になった」とコメントしている。
Wunderlistは現在、世界で800万のユーザーを持ち、累計4億5000万のToDoリストが作成されているという。
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