ここでは、7月15日に報じられた主な海外ITニュースをまとめて紹介する。
Microsoft幹部らは、同社の年次パートナー向けカンファレンス「Worldwide Partner Conference」(WPC)で、参加した多数のパートナーらに新会計年度の計画を示した。2014年度の同イベントの初日となった米国時間7月14日に発表されたその計画には、これまでとは方向性が異なる部分があった。具体的に記すと、Microsoft幹部らはパートナーらに対し、同社最高執行責任者(COO)を務めるKevin Turner氏の言葉を借りれば「プロダクティビティこそわれわれの力だ」ということを伝えていた。
うわさされている「iPhone 6」のうちでファブレットに似たバージョンは、製造上の深刻な問題に直面しており、リリースが2015年に延期されるか、あるいは、初期販売台数が限定される可能性があると、著名なAppleアナリストが主張している。予想されている4.7インチのiPhone 6でAppleが抱えている問題は5.5インチ版においてより深刻で、遅延につながる恐れがあると思うとKGI SecuritiesのアナリストであるMing-Chi Kuo氏が調査メモに記している。MacRumorsとAppleInsiderが米国時間7月13日に報じた。
Morgan StanleyのアナリストであるKaty Huberty氏が示したデータによると、長くうわさされてきたAppleの「iWatch」は発売後の最初の1年間に、実際にかなりの成功を収める可能性があるという。Huberty氏が米国時間7月14日、投資家への調査報告書で述べたところによると、AppleはiWatchの価格を300ドルに設定し、発売後の最初の1年間に3000万~6000万台を販売する見通しだという。
「Linux」を搭載したマイクロコンピュータ「Raspberry Pi」の最新版「Model B+」が発売された。米国時間7月14日に発売となったModel B+は、先代の「Model B」と同じ価格の35ドルだが、Raspberry Pi愛好者から多く寄せられた要望を受けて、いくつかの変更や改善が加えられている。低消費電力デバイスの開発競争が激化する中、新要素を追加したRaspberry Piはさらに便利で魅力的なDIYプラットフォームになるはずだ。
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