Dayzは5月22日、Google Chromeが採用しているウェブブラウザのオープンソースプロジェクト「Chromium(クロミウム)」をベースに開発したウェブブラウザ「Kinza(キンザ)」をリリースした。
Kinzaは、ウェブブラウジングの快適性を邪魔するような余計な機能をすべて削ぎ落としたシンプルさが特長で、他のブラウザにはない独自機能などは非搭載。「ウェブサイトの閲覧を快適にする」という価値を、Google Chromeと同じオープンソースプロジェクト「Chromium」を活用して実現しているという。その上で、Google Chromeと同等の拡張性を備えているため、ユーザーのニーズに合わせたカスタマイズが可能とのこと。
また、Googleリーダーなど他のRSSリーダーで管理していたRSSの一覧をOPML形式でインポートすることができるRSSリーダーを搭載しているほか、スパイウェア、アドウェアなどを含めてユーザーの許諾なしにKinzaと無関係なソフトウェアを追加インストールしたり、自動アップデートによる機能追加をしたりしないなどセキュリティ面を強化しているという。
なお同社では、不具合の報告や機能の要望などを受け付けるユーザーコミュニティを立ち上げ、今後のバージョンアップについてはコミュニティに集まった意見をもとに行っていくとしている。
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