Google Glassの購入を検討している人もたくさんいるだろうが、顔に装着するものを実際に試してみることなく購入するには、1500ドルという価格は高すぎるように感じられる。実際に店頭に出向いて、かけてみて、コンピュータを搭載したこの眼鏡が似合うかどうかや、そのかけ心地を試してみるというわけにはいかないからだ。
このためGoogleは、Google Glassを簡単に試す方法を潜在顧客に提示し始めている。
ウェブサイトGoogleGlassFansや、Redditのユーザーclide氏が伝えているところによると、同社は潜在顧客に対して「自宅で無償試用できるパイロットプログラムの参加者として選ばれた」ことを伝える電子メールを送付しているという。電子メールを受け取った人たちは、Google Glassへの興味を過去に示していたようだ。
この無償試用プログラムで送付されるキットには、Google Glassのすべてのフレームスタイルと、選択可能な4色のカラーを網羅した製品が同梱されている。同社は電子メールで「すべてのスタイルを試してみて、友人や家族に見せ、どのフレームやカラーが最も合うのかを判断してほしい」と述べている。
米CNETがGoogleに確認したところ、同社は一部の顧客に無償の試用キットの提供を実際に申し出ているという。ただし、送付されるデバイスは一切機能しない。すなわち、見た目はGoogle Glassそっくりだが、コンピュータは動作しないようになっている。試用の目的はデザイン面にあり、小さなコンピュータの隆起物がユーザー自らの視界内に見えても大丈夫かどうかを判断できるようにするためのものだ。
Google Glassのフレームを試してみた後、ユーザーはプリペイドラベルを使ってGoogleに送り返すことができる。この試用プログラムへの参加を希望すると、Googleの元にこのキットが送り返されてくるまで、ユーザーのクレジットカードから50ドル分が保証として一時的に課金されるようになっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
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