Amazonは米国時間4月17日、ビデオストリーミング用デバイス「Amazon Fire TV」の音声検索において待ち望まれていたコンテンツ強化策として、同デバイスの音声検索機能を利用して「Hulu Plus」「Crackle」「SHOWTIME ANYTIME」から動画を探せるようになると発表した。
Amazonは、4月2日にAmazon Fire TVを発表した際、音声で制御する検索機能がいかに「Roku」や「Apple TV」などすでに確立されたテレビストリーミングデバイスとの差別化要因になるかを強調していた。
Amazonのプレスリリースによると、Hulu Plus、Crackle、SHOWTIME ANYTIMEは2014年夏にすべてのコンテンツで音声検索を利用できるようにするという。
ただしこれら追加コンテンツのパートナーはいずれも、Amazonの「Prime Instant Video」サービスには及ばない。Prime Instant Videoは、ビデオストリーミング市場をリードしている「Netflix」に対抗するサブスクリプション式ビデオサービスだ。Amazon Fire TVもNetflixアプリケーションを搭載しているが、音声検索ではNetflixのライブラリにアクセスできない。
AmazonはAmazon Fire TVがすぐに完売したと述べたが、具体的な数字は明らかにしなかった。
Amazonはまた、複数の開発企業と協力して全体的なコンテンツの拡充を図っているとも述べた。Amazonによると、Telltale Games、Halfbrick Studios、Pixowl、Disney Interactive、Minority Media、Paradox Interactive、Gaiam、Allrecipes、Twitchが新しいアプリを準備しているという。
Amazonはさらに今後、Prime Instant Videoのコンテンツ用のブラウズ機能を追加するほか、無線ソフトウェアアップデートを通じてAmazon MP3の統合や子ども向けモードの「Kindle FreeTime」の実装を予定している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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