米スマートフォン市場、「iPhone」「Android」の寡占状態が続く--コムスコア調査

Don Reisinger (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部2014年03月10日 12時11分

 市場調査会社comScoreの新たなデータによると、AppleとGoogleがモバイル分野で上位の座を維持したという。

 comScoreによると、スマートフォンメーカーの1位はAppleで、2014年1月までの3カ月間に「iPhone」が米国市場の41.6%を獲得したという。この数字は、同3カ月期の平均で、2013年10月に発表されたAppleの平均シェア40.6%を上回った。2位は26.7%を獲得したサムスンで、3位は6.9%のLGだった。

 一方、Appleはその人気にもかかわらず、OS分野ではGoogleに追いつけなかったことが、comScoreのデータから分かった。同じ時期に、米国のスマートフォンプラットフォームで首位に立ったのは、51.7%のシェアを獲得した「Android」で、41.6%だった「iOS」を上回った。これらの上位陣に続いたのは「Windows Phone」と「BlackBerry」で、それぞれ3.2%と3.1%のシェアだった。

 AndroidとiPhone両方の人気の高さに、平均的なモバイルユーザーは驚かないだろう。それでも、メーカーの市場シェア(%)で、Appleが3カ月前よりも1ポイント上昇しているのに対し、サムスンの市場シェアが1.3ポイント上昇していることは注目すべきだ。もう1点興味深いことは、Androidの米国における市場シェアが0.5ポイント下落したことだ。

 人気の高いハードウェアとOSの調査に加えて、comScoreは、モバイルブラウザの訪問先上位についても報告している。米国のモバイルユーザーの90%近くがGoogleのサイトを訪問しており、続いてFacebookが87%、米Yahooが86.2%、Amazonが69%の訪問数シェアをそれぞれ獲得している。

 最後に注目すべき点は、Facebookが同3カ月期、米国で最も人気の高いモバイルアプリとなり、ユーザーの78%を獲得したことだ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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