チケットストリートは1月22日、ディー・エヌ・エーの子会社であるモバオクと提携したことを明らかにした。
今回の提携では、チケットストリートが運営するライブ、スポーツなど興行チケットのCtoC型マーケットプレイス「チケットストリート」とモバオクが運営するオークションサイト「モバオク」のデータ連携を実施。これにより、チケットストリートに出品したチケットはモバオクにも同時出品されるようになり、出品者は手間をかけることなくより幅広いユーザーに対してチケットを販売できるようになる。
2004年から有限会社プランニングマーキスが運営していたチケットストリート。アサップネットワーク共同創業者で会長の西山圭氏が新会社であるチケットストリート社を設立し、2011年10月からは同社が事業を展開してきた。2011年10月の月間取扱高は180万円だったが、直近数カ月では月間取扱高が1億円を超える月もあるという。
同社では、興行が中止になった際の返金対応や、出品者に住所を教えることなくにチケットを購入できるオプションサービス「安心プラス」を2013年10月に開始。このオプションサービスの適用率は約40%となっており、売上に大きく貢献しているという。「レンタカーでも保険はあるが、それと同じ。追加の保障をかけられるのであれば、それを利用してくれるユーザーはいる」(西山氏)。また、マーケットプレイスの提供やエスクロー(支払いの仲介)といった機能だけでなく、発送仲介やコールセンターでのサポートまでを手掛けるのが特長だという。
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