Showcase Gig、モバイルウォレットサービス「O:der」を提供開始

 Showcase Gigは7月18日、スマートデバイスを活用したモバイルウォレットサービス「O:der」を正式に提供開始した。

 O:derは、に、スマートフォンまたはタブレットなどを用意するだけで、本格的なデジタルCRMを実現できるサービス。専用端末やPOSシステムの改修などの大規模な投資をせずに導入可能で、店舗オペレーションコストや販促コストを削減できるという。

 店舗向けの認証端末アプリと、顧客向けのウォレットアプリを提供。顧客向けアプリは、クレジットカードを登録しておくことで事前注文や決済のできるウォレット機能、属性情報や来店頻度などに応じた情報が届くパーソナライズプッシュ機能を実装する。

 サービス開始時点ではiOS版のみの提供となっており、フィアット クライスラー ジャパンが運営するカフェレストラン「FIAT CAFFE」で利用できる。決済サービスはロイヤリティマーケティングの提供する「QCS」と連携している。

 店舗向けアプリは、8月31日までの申込みで、デジタルスタンプ機能、顧客管理機能を実装したフリープランが3カ月間無償で利用できる(店舗数、利用者数制限あり)。また9月上旬より、月額5000円からの利用料金で、プッシュ通知機能や高度な顧客管理機能を実装したプレミアムプランを提供開始する。

 今後は、9月上旬に新機能を追加するほか、Android版の顧客向けアプリも提供開始する。また、O:derプラットフォームを活用した企業のオウンドメディア支援ツールを提供するとしている。

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