「Google Music」、「Scan and Match」機能を米国で開始--欧州に続き

Casey Newton (CNET News) 翻訳校正: 編集部2012年12月19日 12時26分

 Googleは、音楽サービス「Google Music」で独自の「Scan and Match」機能を欧州で提供開始してから2カ月足らずで、同機能を米国でも提供する。

 米国時間12月18日から、ユーザーが「Google Play」アカウントを作ると、ハードディスク内の音楽ファイルをGoogleがスキャンすることを許可するかどうかを尋ねるメッセージが表示される。同社の膨大なライブラリにマッチする楽曲があれば、それがユーザーのオンラインライブラリに追加される。追加された楽曲は直ちに、どの端末からも再ダウンロードやストリーム再生が可能になる。同サービスの現行ユーザーの場合、自身のクラウドライブラリが次第にアップグレードされる見込みだ。何より素晴らしいのは、競合サービスと違い、このサービスが無料ということだ(「iTunes Match」は25ドルの料金がかかり、Amazonの類似サービスも同様だ)。

 Google版のサービスには、無料であることと引き換えの制約が1つある。AppleやAmazonの有料サービスは、再ダウンロード時に低ビットレートのファイルを高品質のバージョンにアップグレードするのに対し、Googleのサービスでは、手持ちのファイルのビットレートでしかダウンロードできない。ただし、ファイルをストリーム再生する場合は、高品質の320kbpsで行える。

 Googleは「Google+」でこの新機能を発表した。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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