Googleは、音楽サービス「Google Music」で独自の「Scan and Match」機能を欧州で提供開始してから2カ月足らずで、同機能を米国でも提供する。
米国時間12月18日から、ユーザーが「Google Play」アカウントを作ると、ハードディスク内の音楽ファイルをGoogleがスキャンすることを許可するかどうかを尋ねるメッセージが表示される。同社の膨大なライブラリにマッチする楽曲があれば、それがユーザーのオンラインライブラリに追加される。追加された楽曲は直ちに、どの端末からも再ダウンロードやストリーム再生が可能になる。同サービスの現行ユーザーの場合、自身のクラウドライブラリが次第にアップグレードされる見込みだ。何より素晴らしいのは、競合サービスと違い、このサービスが無料ということだ(「iTunes Match」は25ドルの料金がかかり、Amazonの類似サービスも同様だ)。
Google版のサービスには、無料であることと引き換えの制約が1つある。AppleやAmazonの有料サービスは、再ダウンロード時に低ビットレートのファイルを高品質のバージョンにアップグレードするのに対し、Googleのサービスでは、手持ちのファイルのビットレートでしかダウンロードできない。ただし、ファイルをストリーム再生する場合は、高品質の320kbpsで行える。
Googleは「Google+」でこの新機能を発表した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」