Appleは米国時間12月18日、同社製の最新デバイスに影響を及ぼすWi-Fiの問題を修正することを目的とした、「iOS 6」の新たなマイナーアップデートをリリースした。
「iPhone 5」と「iPad mini」向けに12月18日午前にリリースされたこの「iOS 6.0.2」については、「Wi-Fiに影響を与える問題を修正」と説明されているだけだ。Appleのリリースノートによると、このアップデートには他に機能の追加やセキュリティの修正は含まれないという。
このアップデート実施の前日にあたる12月17日、Appleは「iOS 6.1 beta 4」を開発者向けにリリースした。2012年末か2013年初頭にリリースされるとみられるiOS 6.1では、同OSの電子チケット管理機能「Passbook」における搭乗券の新しい挙動、「Safari」の改良、ロック画面における音楽再生操作の変更、音声コマンド機能「Siri」からアプリ「Fandango」を通じた映画チケット購入、Appleの地図アプリのバックエンド変更などが提供される予定だ。
Appleは、今回のアップデートでWi-Fiのどの問題に対処したのかを明示しなかった。ユーザーはこれまで、受信感度の悪さから接続切れまで、多くの不満を訴えてきた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」