co-meetingは9月4日、同社のコラボレーションツール「co-meeting」をビジネス向に強化し、有償プランの提供を開始した。1グルーフ5ユーザーまでのグループライセンスは、月額1500円からとなる。
co-meetingは、チーム内の今の状況を、テキストコミュニケーションで共有するコラボレーションツール。1文字単位でリアルタイムにテキストを伝達するライブタイピングチャットと、構造化されたドキュメントを軸に構成している。2011年末にクローズドベータ版のサービスを開始し、2012年4月に正式版を公開している。
1文字ずつリアルタイムにメッセージが送られることから、「リアルタイムに会議をするだけでなく、報連相ツール(商談やディスカッションの内容をチーム内で報告、連絡する)、ToDoなどとして利用されている。チーム内で誰が何をしているかを常時共有し、その上でディスカッションすることで、無駄な会議やメールでのやり取りを削減できる」(co-meeting代表取締役CEOの木村篤彦氏)と、想定していた以上にさまざまなシーンで利用されているという。グループの規模は5~10名程度が多い。
今回、通信を暗号化するSSL(HTTPS)に対応。有償プランのみの対応として、ミーティングにタグの追加ができる「タグ機能」、ミーティングのディスカッションおよびノートのエクスポートを可能とする「エクスポート機能」を追加した。「フリー版は、試用には良いものの、ビジネス用途では、機能面や法務面に不足があった。今回、ビジネス用途で安心して使ってもらえるための機能拡張を行った」(co-meeting取締役COOの矢野貴明氏)
今後同社では、有償プラン向けに、PDF形式でのエクスポート機能やミーティング内容の全文検索機能を提供するとしている。
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